オオクワガタ飼育日誌

2016年夏の終わりから、成虫と幼虫の飼育を始めました。

トビムシ

トビムシの大量繁殖が全く止まりません。

発生元は、菌糸ビン。

いくつかある菌糸ビンのうち、通販で購入したモノがやられているようでした。

 

他にも箱の中に閉まってある菌糸ビンがあるのですが、今日見てみると、ビンの蓋に付いているガーゼが破れていました。

ビンの中は掘り起こした痕ができていました。

箱の中を見ると、オオクワの成虫が動いているではないか…!?

すぐさま新居に移動。

他のビンも気になった、というよりトビムシ発生源の菌糸ビンを一掃できるのでは、と思い、他のビンも開けて掘り返してみました。

合計4匹が羽化してました。

同じく蛹だった1つは、頭のみ羽化している様子。この菌糸ビンが一番トビムシの発生が多いため、何とか策を講じたいと思い、初めての人工蛹室を準備しました。

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100均で購入したオアシスです。

羽化成功してくれ!!

 

他に、産卵マットを組んだオオクワの産卵木がほったらかしだったので、

割出をしてみました。

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11匹の幼虫と卵がありました。まずは、ミニケースに避難させこの後それぞれの飼育ビンに移していきたいと思います。

 

これで、あとは菌糸ビンが一つと、ゾウカブトの♂♀の幼虫がそれぞれ1匹ずつ。

ゾウカブトは本当は買う気は無かったんだが、諸事情で買うことになってしまったので、なんだかんだ飼育。

菌糸ビンの中身の菌がなくなっているようだったので、新しい菌糸ビンが必要か。

 

ちょっと行ってきます。

そして、夏の飼育装置を今考え中。3日間ほったらかしでも温度を低く保てるもの、安くて考えているところです。

 

 

 

放置プレー

放置。

その先に行きついたところが沢山あります。

①オオクワガタ羽化。

とあるショップで買ったオオクワの♂が羽化してました。

しかし、羽化不全。羽がすごく小さく固まっている。

数日は放っておいたらいいとのことで、そのままにして改めて中を見ると

死んでました。7.9cm。死ぬのは悲しいです。

②マンデイブラリス産卵失敗。

産卵木と♂と♀を入れてました。あまりに♂が狂暴で心配してました。

数日して♀が餌場に現れなくなり、掘り返すと♀の顎しかありませんでした。

食われてしまったようです。

トビムシ大量発生。

これが一番の難点です。もうびっくりするくらい増えてリビングの床にまで。

嫁に見つかったら殺される。毎日のコロコロはかかしませんが、対象方法がわかりません。温度調整の機材と新しい菌糸を購入するしかなさそうです。

④オオクワの幼虫が

産卵木に一か月放り込んだ♀を出して産卵木を割ると、幼虫が3匹確認できました。

見落としがありそうなので、そのまま放置。

この間、ショップに行って聞くと、その状態はダメなんですね。

殺し合いになるそうです。

また、新しく飼育容器を作らねば。

 

 

部屋が暑すぎるんですわ。日中は30度超えてしまってますし。

 

産卵セット確認とか

4月下旬に投入した産卵セットの中身を確認してみました。

木を齧って穴だらけにしているが、どうも産んでいる様子が確認できず、

不安になります。

開けてみると、木の裏側に大きな穴を掘り、その中で休んでいるではないか。

もはや、隠れ家だな…と思いつつ、失敗の懸念しかないので、

改めて♂のいるケージにいれてみました。

すると、♂が後ずさりしながら逃げていく…。

人工ペアリング態勢をとっても、♂がすぐに逃げていく。

昨年冬場を同居させて、もはやかかあ天下になってしまったようです。

♂の顎に指を入れても全然挟まない。

もう、寿命でしょうか。

 

そんなことをしているうちに、♀の産卵木を剥いていくと、

あっ!

幼虫発見!!!

ついに我が家で初めての産卵が成功していたようです。

 

さて、この時期から飼育が大変らしい。

というのも、屋内飼育でコバエが発生しようものなら、嫁にこっぴどく叱られてしまうのです。

ところで、♀のケージは普段暗い箱の中にしまっているのですが、

小さな蛆虫?のような黒い虫が大量に発生。とりあえずフジコンのダニクリーナーを散布。

同じく♂のケージにも。

 

そのほかに。

昨年、ナラクワで購入したオオクワガタの♂の幼虫が蛹になりました。

ちっさい…。

 

また、5月初めにマンデイブラリスのペアを購入したのですが、

これがまあ元気で♂の気性が荒すぎます。

産卵に挑戦(マンデイブラリスは産卵にムラッケがあるとのこと)するため、同じケージで飼育しています。

しかし、一度人工ペアリングをしてみたのですが、♀が殺されそうになりました。

思いっきり顎で挟みます。

それでも仲良く餌を食べ始めたので、もう少しこのまま様子を見ようとおもいます。

で、このマンデイブラリスが先日脱走したんです。

朝、ケージをのぞいてみると、いない。探してもいない。

はっと、ソファの下に♀が鎮座。捕獲完了。

それでも♂が見つからず一旦出勤。出勤時、机の上にゼリーのトラップを仕掛けてみたが、帰宅時なんの変化もなし。必死に探すよりも、動く音を聞いたほうが早いと電気を消して耳を澄ますと…。カーテンの上から音が!!!!

発見。大冒険は幕を閉じ、ケージに戻っていただきました。まさか、ふたを中からこじ開けて脱出するなんて考えてもみなかったので、今後は注意が必要です。

 

 

産卵セットその後

前回産卵木をセットしてから約2週間。毎日ふたを開けたい気持ちにぐっと我慢をしてきた。この間、2回ふたを開けた。

まずは1週間後の5/3。

埋めたはずの産卵木の回りがきれいに土が除けられていた。

これは、産卵木に♀が興味を示している証拠。

しかし、1本の産卵木には激しくカビ?が生えていた。まるで綿のようなカビ。

バクテリアが繁殖すればカビはなくなるそうなので、放置した。

その後、3/4日に一度は箱にしまっているケースを外から観察。

カビは無くなり、産卵木には穴が開いていた。

その間、箱を開けてケースを見ると、毎度のように♀が産卵木の上にいるので、そっと見守るだけにし、特に何もせず。

本日、産卵木の上に♀がいなかったので、久々にふたを開けた。

メスは産卵木の下に付いており、ふたを開けても無反応。

4つ入れたうちの餌2つは空になっていたので、新しく餌のゼリーを2つ投入。

産卵木は深く削られ、♀が入れそうな穴が3つほど空いていた。

ようやく今回は産卵に期待できるのであろうか。

ドキドキしつつ待ち焦がれます。

産卵セット作成

4.28

昨年産卵に失敗した後、ずっと同居させていたペアを改めて産卵セットに入れてみようと思う。

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昨日、購入した産卵材=夏菌材(1時間加水後、半日日陰で乾燥させた)2本を投入した。

昨年ペアリングは観察していたが、精子ストックもなくなっていたらいやなのでハンドペアリングさせてみた。

結果、♂が♀を挟んで持ち上げる。♀も反撃して♂の顎を挟む。

もう夫婦関係は崩壊していたのか…。

というわけで、♀のみ産卵セットへ投入。♂は旧家の方に入ったままとなりました。

 

気温22度。果たして、産卵してくれるだろうか。

割り出し

10/14

楽しみにしていた割り出しを行うことにした。

♀が餌を食べ始めたということは、産卵の終わった証だろうか。

最近急に寒くなってきたのもあるし、

これ以上は産卵しないだろうと見込んで

産卵木を取り出しにかかった。

 

割ってみた。

割いてみた。

 

けれども、

何もでてこなかった。

 

まさかの産卵失敗。

 

とりあえず産卵木は1か月別途保管しておこうかと思う。

 

この失敗、何が原因なんだろう。

 

・産卵木の皮をめくらずにしていた。…これは賛否両論あるようで自然状態のほうがいいというのと、木の皮を削る労力を削いであげるというのがいいというのがある。

ただ、この皮に関しては投入後2週間で完全に剥がれてしまい、その間にクワガタが入ったりしていたので、そんなに大きな問題ではないと思う。

・ペアリング後もずっと♂を同居させていた。…産卵に集中できないという点であまりよくないみたいだ。次はペアリング後は別居させようと思う。

・ちょこちょこ除いた。…♀は少しでも警戒心が働くと産卵をしない。今後はゼリー交換に関しても慎重に行うべきだと考える。

・ペアリング後から気温が低下傾向であった。…クワガタショップの方に聞くと、クワガタは温度が下がり始めると産卵をしないようだ。ただし、腹の中に貯めておくことはできるみたいだから、来年産ませることもできるから冬眠後の春から挑戦してみたら、とのことだった。

 

考えられたのは上記の4点。

 

次回の産卵にはこの教訓を生かそうと思う。

ああ、残念。もう1ペアつくってみるか。

♀餌食べ始める

餌のゼリーを変えようと

ふたを開けると♀がゼリーを食っていた。

すぐに逃げて潜ってしまった。

♀が餌に手をつけてる、ということは

産卵は終わったのだろうか。

 

産卵中、一度気になって

登り木の下を見たことがあったが、

♂と♀が重なりあって交尾をしていた。

 

あまりに♂が交尾を迫りすぎて

♀が逃げようとした場合、

ヒラタクワガタなら♀をちょん切って

しまうときいたことがある。

 

オオクワではそんなことはないらしいが、心配。

 

そういえば、最近某ショップのゼリーを500個購入してみた。

黄色いバナナのような香りのするゼリーだが、

これが不味いのか全然食べない。

 

クワガタに好き嫌いがあるなんて知らなかった。

さて、いつ卵を掘り返すか、

いつ♂と♀を他のケースに移動するか。

なんでも幼虫を食べるらしいとか。

 

産卵続けてくれる内は放っておくか、

それともここで割り切ってしまうか。

 

まあ、今は待つ。